ぽにょろん

思いついたこととメモ

Nano Server 試してみた。(Windows Server 2016 TP4)

以前からちょこちょこっと試してはいたのですが、先日のComCampで刺激を受けたこともあり、手順を残しておきます。

目次

NanoServerとは

プライベートクラウドやデータセンターでホストするのに最適化された、リモート管理OS」らしいです。

Getting Started with Nano Server

個人的な目的

「簡単に立てたり捨てたりできる、軽いIISHyper-Vに乗っけたい」というのが動機だったりします。

事前準備

Windows Server 2016 Technical Preview 4 のISOを取得してきます。
ちなみにEnglish版です。
Japanese版でもやってみたんですが、文字化けしました。
フォントなのか、なんなのか。

ISOをマウントして、必要なファイルを適当なフォルダに突っ込んでおきます。

gist.github.com

unatteend.xmlはISOにないので、こちらは必要に応じて事前に適当に作っておきます。

gist.github.com

作成

やることは、以下のような内容です。
1. Hyper-V仮想マシン用にNanoServerのWIMをVHDXに変換。
2. DISMでVHDXをカスタマイズ。
3. Hyper-V仮想マシン作成して、そこへVHDXを追加。

下記のようなスクリプトを管理者権限で実行して、

gist.github.com

f:id:kowill:20160304133428p:plain:w500

仮想マシン立ち上げると下記のような感じになると。
f:id:kowill:20160304133432p:plain:w300f:id:kowill:20160304133438p:plain:w300

上記の例だとIISのPackage入れてなかったりしますが、目的は一応達成。

困ったこと

きちんと理解してないのが原因ですが、dismなのかPowerShellなのか構築スクリプトがたまにエラーで落ちます。
あれこれしているうちに解決してしまうので、深追いしてません。(すいません
まだ、Technical Previewなので色々変わる可能性もありますが、とりあえずやってみたという感じです。

以下のサイトを参考にさせていただいたので、試す方はそちらをどうぞ。

山市良のえぬなんとかわーるど: 山市良版 Getting Started with Nano Server

それと公式ページも。

Getting Started with Nano Server